「不用品回収にトラブルはつきもの」と思って、頼むのを躊躇している人もいるようです。でも、決してそんなことはありません。ちょっとしたコツさえつかんでおけば、トラブルに巻き込まれることなく、気持ちよく取引をすることができるのです!では、そのコツとは?
粗大ゴミを処分しようとする時、「不用品回収業者とトラブルを起こした」という話を、一度は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか? 実際、その手のトラブルは多く、一度嫌な思いをすると「もう二度と回収業者になんか頼まない!」と思い込んでしまう人がいるのも事実です。
そうかと思うと、不用品回収業者ととてもいい関係をもって、スムーズに不用品を処分している人も見かけます。いったいこの違いはどこにあるのでしょうか?
【その1】いい不用品回収業者を見極める
良心的な不用品回収業者を探すことが、スムーズな取引につながる
「トラブルを防ぐには、これに尽きる」と言ってもいいほど、業者選びは重要です! いま、不用品回収は需要が多いため、以前に比べて不用品回収業者もかなり増えています。その中には、当サイトのランキングで上位にのぼるような良心的な業者もあれば、そうでない業者もあります。
数年前まではこうした比較サイトがなかったため、郵便ポストに入っていたチラシなどを見て見積もりを頼み、トラブルに発展してしまったケースも数多くあります。こうしたトラブルメーカーの不用品回収業者に共通しているのは、「お客のためではなく、少しでも自分が儲けたい」という発想で営業している点です。
当サイトで上位にのぼっている業者をチェック!
逆に、当サイトで上位を占めている優良な業者に共通している点もあります。それは、「お客様のお役に立ちたい」というスピリッツです。たとえあまり儲けにはつながらない単品の回収も喜んで引き受け、一度取引をした人がリピーターとなったり、知り合いに紹介したくなるような業者です。
そうした良心的な不用品回収業者は、全体的にサービスも良く、お客様のニーズに対して迅速かつ丁寧に対応してくれます。インターネットで業者選びができるようになった今の時代、「必ず本物が選ばれる」というのは、どの業種においても常識となったようです。
まずは当サイトのランキングで上位となっている業者を、チェックしてみましょう。さらに、希望する粗大ゴミの回収を引き受けてくれるか、回収日はいつかなど、細かい点を詰めていきます。数社に問い合わせをして、その中から最適な不用品回収業者を選ぶことも可能です。
【その2】細かい点まで、しっかりと話をする
どんな品物を出したいのかを、正確に伝える
業者に連絡を入れたら、まずは処分してほしい物の数と形状を細かく伝えましょう。家具などは縦・横・高さのサイズをきっちり測り、家電製品などは型番をメモしておくと話がスムーズです。
どんな品物なのかを詳しく伝えることができれば、費用がいくらかかるかもほぼ正確に伝えてもらうことができるでしょう。見積もり料は無料のところが多いのですが、念のために確認しておく必要があります。
電話の内容や担当者名などを、しっかりメモる
電話で話をしている時にやりがちなのが、メモを取り忘れること。記憶だけで「回収費用はたしかいくらだった」とうろ覚えをしていたために、実際の見積もりでトラブルになってしまうことも少なくありません。担当者の名前を控えていなければ、そこで「言った」「言わない」の話にもなってしまうでしょう。相手先の担当者名は、必ずフルネームでメモし、電話をした時間も控えておくことです。
できれば家族何人かで対応する
特に高齢者の方などは、悪徳業者につけ込まれてしまう危険性があるので、できれば家族が一緒に対応するのがベストです。ひとり暮らしの人は、知り合いの方に同席をお願いしても良いでしょう。
【その3】本当に処分していいか、忘れ物はないか確認
家族全員の同意を得てから処分を決める
これは業者の問題というよりは、家族間のコミュニケーションの問題ですが、自分で勝手に処分をしないことも念頭に入れておきましょう。
たとえば、奥さんは「このリクライニングチェアはもう古臭いし、そろそろ新しいのに買い換えよう」と思って、ご主人の同意なく処分してしまうケースもあります。
不用品回収業者を呼んだらすぐ来てくれて、迅速に回収してもらったのはいいのですが、仕事から帰ったご主人が「あのチェアは俺のお気に入りだったんだ!」と激怒。不用品回収業者に電話してもすでに処分されてしまっていて、「何で捨てたんだ!」と業者に怒ったところ業者も逆ギレ、というような無意味なトラブルにもなりかねません。
くれぐれもそんなことのないよう、家族全員の同意を必ず得てから、不用品の処分を決めるようにしましょう。
タンスの中の忘れ物には要注意!
これも業者の問題ではなく個人の問題なのですが、タンスや引き出しなどを処分する時に、大事な物を入れっぱなしにしてしまう人がいます。回収に出した後で気づき、あわてて業者に電話をしても、すでに後の祭り。すでに処分は終わっていて、トラブルになってしまうということもあります。
これが洋服などであれば、まだあきらめもつきますが、「百万円以上のヘソクリが入っていた!」という場合などは、泣いても泣ききれません。不用品回収業者を責めたくても、いちいち引き出しの中を確認する義務は業者にはないのです。
「ついうっかり」は、不用品の処分にはタブーだということを、肝に銘じておきましょう。自分と不用品回収業者、どちらもWin-Winの関係を築けるように、配慮したいものですね。