「粗大ゴミを出したいけれど、自治体に頼もうか回収業者に任せようか迷っている」という人のために、【自治体】と【回収業者】の回収方法を徹底比較してみましょう! 不用品を片付けて、一日も早く住まいをスッキリさせたいですね。
粗大ゴミの申し込みは?
【自治体】の申し込み ※東京都港区の例(以下同じ)
不用品を自治体の粗大ゴミに出す場合は、まず回収して欲しい物のサイズをメジャーなどで測ったうえで、「粗大ごみ受付センター」に回収を申し込みます。申し込みはインターネットまたは電話で受け付けています。申し込みが終わったら、コンビニなどで「粗大ごみ処理券」を購入します。
注意ポイント!
早めの申し込みが必須、受け入れ個数は10個まで
自治体の場合は、粗大ゴミを出したいと思ったらなるべく早めに申し込まないと、混み具合によっては回収日が遅くなる可能性があります。また、インターネットで申し込める受け入れ個数は10個まで。それ以上のゴミがある場合は、自治体に頼むのはかなり難しいかもしれません。
【不用品回収業者】の申し込み
申し込みは「電話1本」でOK! 「回収してほしい」と思った時に、すぐに回収してもらえます。もし1社に連絡をして混んでいた場合は、他の業者を選ぶこともできます。
粗大ゴミの回収日は?
【自治体】の回収日
あらかじめ収集日が指定されていて、それ以外の日に収集してもらうことはできません。
注意ポイント!
指定収集日に粗大ゴミを出せないと、回収を頼めない
もし指定収集日が都合が悪く、粗大ゴミを出せない場合は、回収してもらうことができません。都合の良い日を選んでいると、日程がかなり遅くなってしまうこともあるでしょう。
【不用品回収業者】の回収日
いつでも自分の都合の良い日時を選べます。早く回収したいときは、業者によっては「即OK!」という所もあります。いくつかの業者の中から自由に選べるのも、うれしいですね。
粗大ゴミの回収方法は?
【自治体】の回収方法
指定された日の朝8時までに、粗大ゴミに処理券を貼って収集場所に出しておきます。一番安く済ませたいなら、車で直接センターまで持って行くこともできますが、相当大変なので覚悟しておいた方が良いでしょう。
注意ポイント!
家の中までは回収に来てもらえない
一戸建ての場合は玄関先や敷地の入口、マンションやアパートなら粗大ゴミ置き場まで、ゴミを出しに行かなくてはなりません。普段出しているゴミと違って重い物が多いので、「たったの数十メートルだから」と思っても意外と大変なので気をつけましょう。もしも2階の荷物を下におろすような場合は、男性二人でも四苦八苦することがあります。壁の傷や腰痛には、くれぐれもご注意を!
【不用品回収業者】の回収方法
家の中のどこにある荷物でも、プロのスタッフが傷を付けずに運んでくれます。特に大きなタンスやサイドボードなどの運びづらい物は、「やっぱりプロに頼んで良かった!」というのを実感するでしょう。
粗大ゴミの回収できないもの
【自治体】で回収できないもの
自治体の場合、実は回収してもらえない物が沢山あります。東京都港区の場合は「家電リサイクル法」や「パソコンリサイクル法」の対象となる品目、「適正処理困難物」とみなされる品目、「処理運搬が困難なもの」などに関しては、回収を受け付けていません。
注意ポイント!
リサイクル家電は、持ち込みできないと送料がかかる
エアコンや冷蔵庫、テレビ、パソコンなど、粗大ゴミの希望者が多い家電製品の多くが、リサイクルの対象になっています。こうした対象品は、家電量販店に処分を依頼するのですが、持ち込めない場合は送料がかかるのです。冷蔵庫のように家電量販店に持ち込めない重さのものは、郵便局で買うリサイクル券の料金だけでなく、送料をプラスした金額で考えておきましょう。
自治体で処理困難と指定されたものは、処分するのがいよいよ大変です。「消化器はだめ」「金庫もだめ」と言われても、いったいどこに捨てたらいいのでしょう? これははっきり言って、粗大ゴミのミステリーですね!
【不用品回収業者】で回収できないもの
家の中にあるほとんどの物を回収してもらえます。リサイクル対象品や処理困難物などの回収ができる業者もあります。実は、生活家電やオーディオ機器、パソコン、楽器、自転車、バイクなどは、再販できそうな物なら自治体に出すよりも安く済むケースがあるんですよ!
粗大ゴミは不用品回収業者に頼みましょう
いろいろ調べていけばいくほど、いかに不用品を捨てるということが面倒なことかがわかってきますね。自治体を利用してなるべく安く粗大ゴミを出そうとしても、果てしなくかかる手間と時間を考えると、やはり粗大ゴミは不用品回収業者に頼んだ方が無難のようです。
また、実際に自治体の粗大ごみ回収を頼んだ人の中には、「あの後でギックリ腰になってしまった」「マンションのエレベーターに傷を付けて、自治会で問題になってしまった」など、思いがけぬトラブルを招いた人も少なくありません。
たかがゴミ、されどゴミ。一度買ったものを捨てるということは、意外と大変なことなのですね。不用品回収業者に頼めば、家電から日用品、楽器、ベッド、ソファーまで、ほとんどの物を一気に回収してくれます。本サイトを見れば、どの業者が人気なのか、信頼できるのかも一目瞭然です。数社を比較しながら、価格面・信用面・日程面などで最適な業者選びをしましょう。