家族全員が、一日に何度も使うトイレ。できればそこにいることでホッとくつろげるような、快適な空間づくりをしたいですね!そこで、トイレをスッキリとさわやかで、優雅な雰囲気にする収納法をご紹介しましょう。使いやすくするための工夫も、必要ですね。
トイレブラシは、インテリア性の高いものを
お勧めは、ホテルライクなホワイトの陶器製ブラシ
トイレにしても、バスルームにしても、「床に物を置かない」というのはスッキリさせる収納の大原則です。そこで気になるのが、普段何気なく置かれている「トイレブラシ」。最近は、“そもそもトイレブラシを置かない”という方法をとる人も増えてきましたが、まだあまり一般的ではありません。たしかに、掃除をするときにはトレイブラシが手元にあった方が便利なので、あとはインテリア性の高いブラシセットを置いて、スッキリ感を演出した方が良いでしょう。
トイレブラシとしてお勧めなのは、清潔感のあるホワイトの陶器製ブラシセットです。ホテルライクなアンティーク調のブラシセットは高級感があり、ナチュラル感覚のブラシセットは清潔感があります。
また価格的に手頃なのは、コンパクトで使い勝手のいい、ポリプリピレン製のブラシセットです。トイレの隅々まで掃除できるよう、ブラシが2本ついたタイプもあり、徹底的にきれいにしたい人には最適でしょう。
「トイレブラシ」は雑菌の温床!
ここで気を付けたいのが、トイレブラシの衛生面です。トイレというと、便器部分の衛生面に注意が行きがちですが、実は一番雑菌の温床となっているのはトレイブラシなのです。ブラシを清潔に保つためには、掃除をした後に水を流したら、便器に漂白剤を入れてブラシを30分ほど放置しましょう。そこでもう一度水を流すと、便器とブラシの両方が除菌されます。そして水滴が垂れなくなるくらい乾いた状態になってから、ブラシスタンドに戻せば、清潔な状態を保てます。
毎回それをやるのは大変ですが、「毎週日曜日は除菌デイ」というように決めれば、習慣にすることができるでしょう。除菌デイにはブラシスタンドも一緒に洗い、天日干しにするのがベストです。
トレイグッズは、目線より高い位置に収納
棚やラックにトイレ用品を収納し、スッキリ見せる
トイレ用の洗剤やトイレットペーパー・タオル・生理用品の買い置きなど、トイレで使うこまごまとした必需品は、無造作に置くとゴチャゴチャした感じになります。できれば立った時の目線より高い位置にある棚に収納すると、視界に入らないので、とてもスッキリします。もしも棚が無ければ、ラックを取り付けるか、つっぱり棒などを工夫して収納するようにしましょう。つっぱり棒を2本並べて、その上に板を置けば、軽い物なら置くことができます。
また、棚の中身がゴチャゴチャと見えるとみっともないので、つっぱり棒にカフェカーテンをかけて、目隠しをするとスッキリします。あえて中身を見せる場合は、木製のカゴや収納ボックスに入れれば美しく整うでしょう。
予備のペーパー置き場は、工夫が必要
意外と難しいのが、予備のトイレットペーパーの置き場所です。1~2個は必ず出しておいた方が良いので、デザイン性の高い「コーナーラック」の上段に植物・中段に芳香剤・下段にトイレットペーパーという形で置くのも素敵でしょう。100均の木製カゴや木箱などを上手に利用して、予備のペーパーを飾るのも、ひとつの方法です、また、壁の横にスリムタイプの「ペーパーストッカー」を置き、そこにトイレットペーパーをすべて入れて、ストッカーの上に植物や小物を飾っても良いですね。
トイレに入るのが楽しくなる工夫
意外と集中できる「トイレ読書」
お風呂タイムと同様、「トイレタイムに読書をするのが習慣」という人もいます。どうせ毎日行く場所なら、その時間を楽しんでしまおうという発想は、とても合理的ですね。実は、かつて武田信玄も、トイレにこもって作戦を練っていたとか!絶対に誰も入ってこない、自分だけの空間なので、「トイレ読書は集中できる」という人も少なくないようです。
たとえばトイレットペーパーホルダーの上に、100均などで売っている棚を取り付け、読書コーナーにするのも良いでしょう。コーナーラックを書棚にしても素敵です。子どもがいるご家庭は、絵本や児童書コーナーを作っても良いですね。ただし、トイレにあまり長い時間いるのは運気が下がるという人もいるので、短時間で出るようにした方が良いかもしれません。
トイレで音楽を聴く
トイレに入っているときに、好きな音楽を聴いてリラックスするのも、ひとつの方法です。トイレの小物棚にオーディオ機器を置き、ちょうど良い時間で終わるお気に入りの曲を聴いて出勤をするのも、毎日の楽しみのひとつになりそうです。
トイレットペーパーで「折り紙」を折る
お客様が来たときのサプライズとしてお勧めなのが、「トイレットペーパー折り紙」です。トイレットペーパーの切り口部分を折って、ハートやイチゴ、ネクタイなどの楽しい形を作り、お客様を驚かせてしまいましょう。自分がトイレに入るときも、かなり暇つぶしになって楽しいですよ。ただし、すべてが終わってから作らないと台無しになるので、ご注意を!