「ネットショップで冷蔵庫を買ったから、古い冷蔵庫を自分で処分しなければ」という人や、「単身赴任が終わったので、冷蔵庫が必要なくなった」という人は、いったいどうやって回収してもらうか悩むところですね。冷蔵庫を最もお得で楽チンに処分する方法を、ご紹介しましょう!
冷蔵庫は10年以上使い続ける大型家電なので、いざ処分となると、「どうしたらいいの?」と途方に暮れる人も多いでしょう。家電量販店で買った人は、それと交換に引き取ってもらえるのですが、最近はネットショップで購入する人も多くなってきました。自分の不用品は、自分で処分する時代になってきたようです。
冷蔵庫は「家電リサイクル法」に指定されているので、粗大ごみに出すことはできません。もちろん環境省の指示通りに処分すれば解決しますが、送料を含めると1万円は下らないので、「ちょっと待った!」とあわてる人も少なくありません。
では、もっとお得で楽チンに、冷蔵庫を処分する方法はあるでしょうか?
【方法1】まだ十分使える冷蔵庫は、買い取ってもらう
家庭で使えるだけ使い切った冷蔵庫はさすがに無理ですが、単身赴任や大学在学中の数年間だけ使った冷蔵庫などは、まだまだ十分役に立ちます。その場合は、下記の方法で買い取ってもらえる可能性があるでしょう。
近くのリサイクルショップに引き取ってもらう
自宅の周辺に「リサイクルショップ」があれば、そこに買い取ってもらえるかどうか訊ねてみましょう。購入から5年以内で、取扱説明書のある状態の良い物なら、引き取ってもらえる可能性は高いです。中古の冷蔵庫はひとり暮らしの人のニーズがあるので、チャレンジする価値は十分あるでしょう。
ただし、冷蔵庫は自分ではお店に持ち込めないので、回収に来てもらえるかどうかがネックです。宅配業者を頼むととんでもない金額になるので、無料で回収を行っているリサイクルショップを探す必要があります。
ネットオークションに出品する
パソコンを使ってやり取りをするのが苦にならなければ、「ネットオークション」に出品するという手もあるでしょう。うまくいけば、リサイクルショップよりもいい値で買い取ってもらうことができます。
ただし、ネットオークションの場合は“売り方の上手さ”というのも大きく影響します。品物を魅力的に見せる写真が撮影できるか、信頼して買ってもらえる出品者になれるかどうか、自分なりに努力をする必要があるでしょう。ヘタに出品をして、落札されたのに配送をし忘れたりすると、信用問題に関わるので十分に注意しましょう。
【方法2】新しく冷蔵庫を買った販売店に、引き取ってもらう
ネットショップの場合はほぼ無理ですが、家電量販店で冷蔵庫を買った人は、それと交換する形で古い冷蔵庫を引き取ってもらうことができます。5千円程度の処分料を取られるか、または新しい冷蔵庫の価格を「処分料込みでいくら」という形で提示されるでしょう。
たとえ5千円の処分料を取られても、配送料を含めれば家電リサイクル法のやり方で処分するよりも安く済みます。新しい冷蔵庫が入った時に、リアルタイムで交換できるので、配送のタイミングでやきもきすることもありません。
【方法3】不用品回収業者に持って行ってもらう
家電量販店で引き取ってもらえない場合は、一番楽チンなのが「不用品回収業者」に持って行ってもらう方法です。電話1本で指定した日時に回収に来てくれるので、新しい冷蔵庫の搬入にピッタリ合わせて処分することができます。
回収料金は業者によってまちまちなので、当サイトのランキングなどを参考にして2~3件の業者をピックアップし、電話で大まかな金額を聞いてみても良いでしょう。その中から一番印象が良く、料金面でも誠実な業者を選ぶのが、賢い選択方法です。
また、もし回収業者が積極的に求めているパソコンやブランド自転車などを一緒に出せば、家電量販店に頼むよりもお得に済むケースもあります。さらに「冷蔵庫を買い替えたついでに、不用品も処分しよう」という場合は、トラックの積み放題パックに冷蔵庫も一緒に入れてしまえば、一石二鳥となるでしょう。
ただし、不用品回収業者を頼む際には、注意も必要です。ポスティング営業や訪問営業をしている回収業者の中には、最初の話と違ってくるようなケースもあるので、くれぐれも気をつけて業者選びをしましょう。
【方法4】家電リサイクルに出す
行政が指定している「家電リサイクル」に出す方法もありますが、その場合は不用品回収業者に出すよりも高くつくかもしれません。さらに郵便局でリサイクル券を購入したり、配送の手配をするなど、煩雑な作業も待っています。電話1本でスムーズに回収してくれる業者とどちらがいいかは、比べるべくもなさそうです。
冷蔵庫を家電リサイクルに出す際の手数料は、おおよそ3~4千円台です。この時点ではそこまで高くないのですが、家電リサイクルの場合は最寄の家電量販店への持ち込みが必要となります。そのため、持ち込みできない冷蔵庫などは配送を頼むことになり、その費用がおおよそ1万円以上かかってしまうのです。
そうなると、手数料を含めて1万5千円以上かかってしまう場合もあり、少しでも安くという場合は別の方法をとった方が良いでしょう。