「プリンターやパソコンを使わなくなってしまったけれど、どうしたらいいの?」と思っている人、必見! パソコンはCPUなどが再利用できる可能性があるので、無料で引き取ってくれる業者もあります。ではプリンターは? 意外と知られていないその処分法を紹介!
パソコンの処分法
パソコンは「パソコンリサイクル法」に定められているため、指定された方法でやろうとすると回収費用がけっこうかかります。それしか方法がなければ、お金を払うしかありませんが、でもちょっと待って! もしかしたら無料か、場合によっては買い取ってくれるところがあるかもしれません。
【その1】まずは買い取ってもらえるかどうかを検討!
まだまだ十分使えるパソコンを処分する場合は、もしかしたら「中古パソコンショップ」が買い取ってくれるかもしれません。もちろん断られるケースも多々ありますが、「もしかしたらイケそう」という場合は、ダメもとで出してみる価値もあるでしょう。
わざわざ出向くと無駄足になるかもしれないので、電話やメールなどで機種名と状態を伝え、買い取ってもらえる可能性があるかどうかを確認した方が良いかもしれません。
【その2】買い取りが無理でも、無料で引き取ってもらえる
もし買い取りが無理でも、パソコンの場合は無料で引き取ってくれる回収業者が多数あります。「不要なパソコンを無料で回収します」というキャッチフレーズを、どこかで一度は目にした人もいるでしょう。
「無料で引き取りなんて、タダより高いものはないんじゃないの?」と思う人もいるのですが、ご心配なく!なぜかというと、パソコンは内部のCPUを再利用することができるので、廃品とはいえ貴重な再利用資源なのです。
ただし、心配なのは無料引き取りのことよりも、「個人情報の漏洩」です。アドレスを入力したり、仕事のデータを保存するなど、まさにパソコンの内部は個人情報の宝庫! これを悪用する業者が、いないとは限りません。
そのため、パソコンの処分にあたっては、何と言っても「信頼できる業者選び」が重要です。当サイトのランキングなどを参考にして、評判が良く安心して任せられる回収業者をセレクトしましょう。
【その3】もちろん、パソコンリサイクルに出してもOK
「やっぱりお金がかかっても、正統派でいきたい」という人は、もちろん行政が指定しているパソコンリサイクルに出してもOKです。行政のリサイクルに出せば、間違いなくリサイクル品として、どこかのお役に立てるでしょう。その場合は、最寄りの家電量販店にパソコンを持ち込む必要があります。
デスクトップパソコンなど、持ち込みが難しいものは、家電量販店に配送することもできます。この場合の配送費用は自分もちです。パソコンのリサイクル料金は3千円台、配送料を含めると4千円以上は間違いなくかかるでしょう。
パソコンリサイクル法で指定されている物は、下記の通りです。
デスクトップパソコン(本体) | ノートパソコン | ブラウン管(CRT)ディスプレイ |
液晶ディスプレイ(LCD) | ディスプレイ(CRT又は液晶)一体型パソコン | パソコン購入時に製品と一緒に梱包されていた物(コード類、マウス、キーボード、スピーカー)など |
※プリンターは含まれません
プリンターの処分法
ではプリンターはというと、「あれ? パソコンはリサイクル法に指定されているけれど、プリンターはどうだったっけ?」と首をかしげる人も多いようです。セットで使うことが多いので、プリンターも一緒にリサイクルしそうなイメージがありますが、実はプリンターはリサイクル法の対象外です。では、どうやって処分したらいいのでしょうか?
【その1】新しく買うプリンターと交換で引き取ってもらう
一番気持ちがスッキリするのは、新しいプリンターと交換で引き取ってもらう方法です。家電量販店などではプリンターの「リサイクル回収」を行っているので、この方法ならリサイクル法の範疇に入らないプリンターも、無料でリサイクルに回してもらえるでしょう。
ポンコツになったプリンターとはいえ、できればパーツだけでもリサイクルしてもらえたら、資源の有効活用につながりますね!
【その2】メーカーや家電量販店に引き取りをお願いする
今はネットショップでプリンターを買う人が多いので、新品購入を条件に引き取ってもらえる【その1】のようなケースに当てはまらない人も多いでしょう。その場合、「買った物の処分は、それを買った所に相談する」というのが、基本的なスタンスです。不要になったプリンターを作ったメーカーや、それを買った家電量販店などに連絡し、引き取りを依頼しましょう。
その場合もメーカーや家電量販店で「リサイクル回収」は行いますが、交換条件がないので、残念ながら回収料金はかかってしまいます。
【その3】リサイクルショップで買い取ってもらう
もし購入後5年以内で、まだ十分に活用できるプリンターの場合は、「リサイクルショップ」で買い取ってもらうこともできます。見た目に傷などがなく、取扱説明書や購入した時の箱があれば、買い取ってもらえる可能性もアップするでししょう。
【その4】ネットオークションに出品する
画像のアップや配送など、やや面倒な手続きはあるものの、リサイクルショップよりも高く買い取ってもらえる可能性があるのが「ネットオークション」です。落札者が現れるまで気長に待つゆとりがあるなら、チャレンジしてみても良いでしょう。
【その5】不用品回収業者に引き取りを依頼する
「持ち込んだり手続きをしたりというのは面倒」「プリンターもそれなりに重いので、そっくりそのまま持って行ってほしい」という場合は、「不用品回収業者」に引き取ってもらうのがベストです。
不用品回収業者に頼む時は、電話1本でOK! 都合の良い日程に合わせてトラックがやってきて、梱包する必要もなく、部屋に置いてあるプリンターをそのまま引き取ってもらえます。料金は有料ですが、この便利さは忙しい人にとっては感動ものでしょう。
大手の回収業者なら、地域の担当スタッフが常に周辺を走っているので、繁忙期でなければその日の内に持って行ってもらえる可能性もあります。