ここ数年、ロフト付きの一戸建てがとても増えてきました。「屋根裏があるなんて便利!」と喜んだものの、意外とロフトの機能を使い切れていないケースも多いようです。そこで、「ロフトがあって本当に良かった」と思えるような、暮らしを素敵にするロフト活用術をご紹介します!
この記事の目次
ロフトを子どもの遊び場にする
ロフトはまるで“秘密基地”
ロフトの活用法として、最も夢のある空間になるのが、子どもの遊び場です。子ども部屋で遊ぶのとは違って、ロフトには“秘密基地”のようなイメージがあるので、子どもたちは創造的な遊びをいろいろ生み出すでしょう。
ロフト内に棚を作って、そこにおもちゃや絵本などを置いてあげましょう。リビングにおもちゃを広げると、人がきたときに大変ですが、ロフトならどんなに散らかしてもOKです!ただし、ママの目が届かないので、安全面は十分に注意する必要があります。
ロフトを趣味の部屋にする
穴蔵的な空間だからこそ、趣味に没頭できる
「息子が鉄オタ」「母の手作りアクセサリーが数百点もある」「夫が骨董品に凝っている」というような場合、一部屋をそのために占領されるのは困りますが、ロフトなら「まあ、いいか」と思えるのでは?
穴蔵的な狭い空間だからこそ、コレクターとしては自分の世界を探求できて大満足!ただし、ロフトは空調面などが普通の部屋に比べて良くないので、大事なコレクションがカビたりしないように注意は必要です。
ロフトをミニ図書館に活用する
ロフトは読書をするには最高の場所
屋根裏は、落ち着いて読書するには最高の場所!ロフトをミニ図書館にすれば、本好きにはたまらない空間になります。
たとえば壁面の部分をすべて棚にして、自分の好きな本をギッシリ並べてはいかがでしょうか?子どもの絵本を並べて、「おはなしの部屋」にするのも、とても夢があります。ロフトの特別な空間でおはなしを聞くと、何だかいつもと違う世界にいるようで、子どもたちも大喜びするでしょう。
ロフトをとっておきのホームバーにする
夫婦で“家飲み”できる空間に
ロフトに小さなバーカウンターやキャビネットを置いて、子どもたちが寝てから夫婦で“家飲み”するのも素敵ですね。照明を工夫し、BGMを流したりすれば、家にいることを忘れてしまいそうです。
自宅に友達を呼んでお酒を飲むときも、ロフトバーは大活躍するでしょう。「リビングでワイワイやられるのはいやだけど、そこでおしゃべりするなら、いつでも来ていいよ」と、ご主人も言ってくれるかもしれません。
ロフトを大人の隠れ家にする
自分だけの空間ができれば、狭くてもいい!
部屋数の限られた日本の家屋事情で、唯一パパが隠れ家として利用できそうな場所といえば、やっぱりロフトでしょう。たとえ天井が低く狭い空間でも、自分のデスクでまったりとしながら好きなことをする時間は、まさに至福のひととき。男性には、やっぱり“大人の隠れ家”が必要なようです。
ロフトを居酒屋風の半個室空間にする
家族に気兼ねなく、仲間とゆったり飲める
「夫が夜遅くに友達を連れてきた」「息子の友達が飲みに来る」というようなときに、ロフトにノスタルジックな居酒屋空間があると、お友達もゆったりくつろげるでしょう。
半個室のような感覚なので、そこなら家族も顔を合わせずに済むため、「接待しなくちゃ」と気負うこともありません。お客様の多いご家庭には、こんな空間があると、お互いにとって良いかもしれませんね。
ロフトをお昼寝&仮眠室にする
人目を気にせずに“ちょこっと寝”ができる
「ちょっとお昼寝をしたいけれど、リビングのソファで寝るのは気が引ける。でも、寝室に行って寝るほどでもない」という場面もあるでしょう。そんなときにロフトにお昼寝ソファがあると、周りを気にせずに“ちょこっと寝”をすることができます。
夜勤のお仕事がある人も、皆が起きている時間にちょっとロフトにのぼり、気兼ねなく仮眠できるでしょう。
ロフトオフィスにする
自分だけのオフィス空間を創る
自宅で仕事をしている人に最適なのが「ロフトオフィス」です。パソコンやデスク、プリンターなどを置いて、自分だけのオフィス空間にすれば、集中して仕事に取り組めます。「仕事のために一部屋ほしいけれど、そうもいかない」というときには、ロフトで十分代用できますね。もしもリビングにロフトがあれば、仕事をしつつ階下の気配も感じられるので、家族との一体感も生まれます。
これからはテレワークの導入によって「自宅勤務」の人も増えてくるので、ロフトで仕事をする人はますます増えてくるかもしれません。
ロフトをシアタースペースとして活用する
昼でも薄暗く、ホームシアターにピッタリ!
ロフト空間は、広さといい高さといい、少人数で映画を観るには格好の場所です。昼でも薄暗いので、カーテンをしなくても映画館の雰囲気は十分!映画好きの家族がいるなら、シアタースペースにするのもアリですね。